占星術とは(満月珈琲店の星詠み)

こんばんは、あやです。

 

成り行きで

『満月珈琲店の星詠み 』

という本を読みました。

 

 

このところ、美味しいものを出す癒やし系の小説ばかり読んでいるような。

憧れが強いんでしょうね。

美味しいものを出されて優しくされるなんて、最高ですもんね。

そういうとこに行きたいし、自分でもそういうことしたいです。

 

『星詠み』のタイトルのとおり、占星術がテーマの小説です。

占星術は特に興味もなく、ほんとうにただの成り行きで手に取ったのですが

かるい気持ちで読み進めたらどんどんあったかくなっていって

最後の方は泣きそうになりながら読み終えました。

 

内容は、言ってしまえばファンタジーなので、最初は微妙に斜に構えるというか

はいはい、そういう設定ね〜みたいな

謎の上から目線、高みの見物をしているつもりだったのに

いつの間にか本の中に居て、出てくるみんなの関係者のひとりとして

良かったねぇ…ほんと…などと思いながら読んでました。

シリーズもののようなので、他のも買ってみようかな。

 

で、

 

出てきた占星術というものにけっこう興味を惹かれました。

自分が生まれたとき(日時)の惑星の配置がどうだったとか、

今の星がどう、あの年の星がこうだった、今後の星の動きはこうなる、

という具合に

星と星の位置関係から、メッセージを解いていくようなものらしい。

 

あんまり詳しくわからないが、雑にまとめると

・惑星の配置を材料に、意味や雰囲気を捉える術。

・捉え方にはある程度の形式があるものの、最終的な解釈は詠む人に委ねられる。

・場合により、詠む人次第で真逆の解釈になることもあり得る。

という感じらしく、なんとなくクラシック音楽に似ていると思った。

「詠む」という漢字も、「読む」とどう違うのかよくわからないけど、なんかそれっぽくて良い。

 

同じ星配置を見ても人次第で真逆の解釈になることもあるそうで、

だから信用に値しないとか、そういう世界ではなく、

非言語メッセージを"誰がどう詠みとったか"を味わう世界のような気がしてきた。

好きな指揮者とか、そんな感じ?

 

石井ゆかりさんの本を買って読んでみることに。

生まれ星座ごとに、来年の星配置を詠んでくれてるやつ。

 

あや