2023〜2024②音楽

こんばんは、あやです。

 

昨日のうちに食材を買い込んでおいて、

今日は引きこもりで年越しです。

お昼は肉を焼き、夜はお蕎麦を茹で、

テレビを観ながら家の片付けをしたり、掃除をしたり、ヴィオラを弾いたり。

 

 

昨日に引き続き、年末年始ということで振り返ったり次のこと考えたりしていますが

今年1年をかけて、前より興味が出てきた気がするのが

『音楽』

 

ずっと「好きなこと」カテゴリーにあったものの、

しんどさやめんどうさが強くなっていた音楽ですが

加速度的にまた興味が湧いてきました。

来年は今年よりも音楽活動を増やしたいと考えてます。

 

振り返ると今年は

年始にピアノとエネスコを弾いてから

先週オーケストラで田園を弾くまで

人前で演奏する機会が全然なかったという、

やや消極的な年でした。

 

その分というわけでもないですが

プロの演奏に触れられる機会が多かったです。

 

多かったというか

考えてみたら例年が少なすぎたんです。

なんとなく自分にとって音楽は発するものと認識していて、

受け取るものである意識が弱かったというか。

 

そのスタンスをまず明確に打ち壊してくれたのは

2月のレッチリライブのジョン(John Anthony Frusciante)でした。

「場とつながることを大事にしている」とは聞いていたものの、

思ってたのの一億倍くらい強くつながってきて、

え?ほんとにつながるんだ??とびっくり。

 

彼の音楽を私が吸い込んで、私の感動を彼が吸い込んで、分厚い音楽になって返ってきて…っていう循環が無限に続く、すごい体験でした。

ニコニコしながら頭蓋骨を吹き飛ばして直接つながってくるみたいな、不気味ですらある強い強いエネルギーが

私の心に良くも悪くもデカい穴を開けていったんですよね。

 

音楽ってそうだったじゃん、と原始的感覚に戻る意識と

音楽ってこういうことなんだな、と新しい発見を同時にしたような気持ちで

ライブ後、数週間は思い出し泣きをしていました。

 

いや、すごくない?ロックスター。

たった2時間でひとの人生を左右しかねない。

本物っていうのはマジでヤバいんだなってことを

今更ながらに知りましたね。

 

そんなジョンはなんとこの冬に指を骨折してしまったそうで、

本当にとてもとても心配です。

早く全快することを心から祈っています。

 

閑話休題

 

デカい穴を抱えた私はその後

オケやらバンドやら様々な音楽を、今までより貪欲に「受け取る」快感を覚えました。

その調子で音楽にのめり込むーーー

かと思いきや、春先から仕事が忙しくなってあっさり心が動かなくなり、

休日は体を休めて仕事に備えるだけの日々を送りました。

 

で知らないうちにストレスを溜めていたのでしょう、

秋にさしかかる頃から良くない感じがしてきて

はてなブログを書き始めたわけです。

 

それとほぼ同時季にオーケストラの合奏練習が始まり、

指導に来てくださるプロ音楽家と接して音楽を吸いこんだり、

指揮者の発する音楽を吸って私の音楽を返してっていう循環を楽しんだり、

あとは合間を縫ってヴァイオリンのリサイタルにどっぷり浸ったり…

 

再び心が伸び縮みするようになって思ったことは

仕事で消耗してる場合じゃない

ということですね。

この半年、なんてもったいない生き方をしてしまったんだと。

 

いや仕方ないといえば仕方ないんですけど、

でも仕方ないと言ったって、

私が健康で元気に活動できるのなんて、あと何年かわからないわけで?

その時間は誰も取り返してくれないわけで?

 

改めてゾッとしました。

 

まぁ無理して身体がイカれちゃっても良くないので

バランスを見ながら、とはいえ

来年は演奏したり、演奏を聴きに行ったり

たくさんしようと思います。

 

 

と、音楽音楽言いつつ最近のポップスには疎くて

紅白に出てる人ほとんどわからないのですが

紅白観てお蕎麦たべて年越そうと思います。

 

では、来年もよろしくお願いします。

 

あや